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松田翔太 秋元梢 9月上旬挙式 [芸能]
4月に結婚した俳優の松田翔太(32)、モデルの秋元梢(31)夫妻が、9月上旬に都内のホテルで挙式・披露宴を行うことが10日、分かったそうです
公私ともに充実の日々を送る2人。関係者は「特別な日というよりはスケジュールを優先したようです」と説明。互いの仕事が落ち着いたタイミングになる、この時期を選んだという。翔太は俳優や音楽の分野、秋元もモデル界、相撲界と交友関係が広いため、多くの友人、関係者が招待されることになりそうだ。
翔太は昭和の名優・松田優作さん(享年40)の次男、秋元は元横綱・千代の富士の先代・九重親方(享年61)の次女。14年秋ごろから交際をスタートし、3年半近い交際期間を経てゴールイン。大物同士の2世婚として話題を呼んだ。
7月末に行われた国内最大級の音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL’18」(新潟・湯沢町苗場スキー場)では、仲むつまじい姿が目撃されるなど、結婚後も幸せいっぱいのようですね
公私ともに充実の日々を送る2人。関係者は「特別な日というよりはスケジュールを優先したようです」と説明。互いの仕事が落ち着いたタイミングになる、この時期を選んだという。翔太は俳優や音楽の分野、秋元もモデル界、相撲界と交友関係が広いため、多くの友人、関係者が招待されることになりそうだ。
翔太は昭和の名優・松田優作さん(享年40)の次男、秋元は元横綱・千代の富士の先代・九重親方(享年61)の次女。14年秋ごろから交際をスタートし、3年半近い交際期間を経てゴールイン。大物同士の2世婚として話題を呼んだ。
7月末に行われた国内最大級の音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL’18」(新潟・湯沢町苗場スキー場)では、仲むつまじい姿が目撃されるなど、結婚後も幸せいっぱいのようですね
前田敦子 勝地涼 [芸能]
急な結婚に隠された裏はあるのか。それとも、ゲスの勘繰りか。
7月31日、元AKB48の前田敦子(27)が俳優の勝地涼(31)との結婚を発表した。2人は今年初めに撮影された映画「食べる女」で急接近し、交際半年未満でスピード婚に至ったようです
2005年にAKB48のメンバーとしてデビューした前田はプロデューサーの秋元康に抜擢され、グループの中心的存在に。09年、初めて行なわれた「AKB48選抜総選挙」では1位を獲得。10年には大島優子(29)にその座を奪われるが、11年に1位に返り咲くと、涙ながらに「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」と訴え、大きな話題を呼んだ。
AKBの人気が急上昇中だった11年の「選抜総選挙」10位までの中では、前田が初めて嫁ぐことになる。AKBブームの牽引者である前田のスピード婚には、「半年足らずの交際で大丈夫か」「妊娠しているのではないか」などの声も上がっている。
90年代後半から00年代前半にかけてミリオンヒットを連発していたモーニング娘。のメンバーの例から、前田の結婚を分析してみよう。芸能記者が話す。
「モー娘。は1期から6期までの21人中17人が結婚を経験しています。彼女たちの平均初婚年齢は27.6歳。相手の職種は芸能人(ミュージシャンや元職含む)9人、プロ野球選手、会社社長、一般会社員各2人、会社役員、料理人各1人。圧倒的に芸能人が多い。そういう意味で、前田敦子の結婚はモー娘。の傾向に似ています」
元AKB前田敦子「妊娠」の可能性 モーニング娘。の例から考察
卒業・脱退時期、婚約・結婚等一覧
“相手は同業者”のモー娘。
最近では女優の剛力彩芽(25)とZOZOTOWNの前澤友作社長の熱愛ぶりが世間を騒がせ、元AKBでは小嶋陽菜(30)がIT関連のピックアップ・宮本拓社長との交際が報じられるなど、芸能人と会社社長が結ばれるイメージもあるかもしれない。しかし、少なくともモー娘。の場合は同業者との結婚に収まるケースが多数派だ。
「いわば、職場結婚のようなものでしょう。彼女たちは多忙ですし、そもそも社長と出会うこと自体が稀。芸能人だとお互いの立場を理解しやすいし、話も共有できるので結ばれやすい」
しかも、圧倒的な高収入を稼いでいそうな芸能人の名前はない。結婚当時は名が知られていても、将来どうなるかわからないお笑い芸人も名を連ねている。
「80年代のアイドルは売れっ子でも『月給5万円』という人もいたようですが、モー娘。はまだ10代だった辻希美(31)や加護亜依(30)が長者番付(2002年公示の高額納税者)に載ったように、金銭面で非常識な扱いは受けていないはず。だから、お金持ちそうな人よりも、本当に気の合う人と生活をしたいと考えるのでは」
モーニング娘。はAKBと同じように、グループ在籍中の恋愛は御法度だった。矢口真里(35)と藤本美貴(33)は写真誌「FRIDAY」に異性関係をすっぱ抜かれ、その直後にグループを脱退。
石黒彩(40)は「LOVEマシーン」がミリオンセラーを達成し、人気絶頂に向かう最中の00年1月に突如脱退を発表。その4カ月後にLUNA SEAの真矢との結婚と妊娠を公表した。また、プッチモニのメンバーとしても人気の高かった市井紗耶香(34)も同年5月に突然脱退。何らかのスキャンダルがあったため、その責任を取ったと噂されている。
これらの例を見ると、AKB以上にモーニング娘。は恋愛に関して厳しい措置を取っていたようにも思える。
「その反動なのか、石黒を皮切りに、結婚と妊娠を同時に発表する『できちゃった婚』も6人を数えています。辻希美は19歳で、市井紗耶香は20歳の時に妊娠。また、中澤裕子(45)と安倍なつみ(36)は結婚発表の2カ月後に妊娠を公表している。この2人を含めれば、17人中8人、約半数はできちゃった婚と判断できます。
彼女たちはグループ所属時と比べれば、仕事が忙しくなくなるとはいえ、先々のスケジュールはある程度押さえられる。だが、妊娠となれば、そのような仕事のループから抜け出せる」
前田敦子はAKB卒業後、主に女優として活動。今年は映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」「のみとり侍」が既に上映され、9月には「食べる女」、来年には「旅のおわり、世界のはじまり」の公開が控えている。
「テレビであまり見ないだけで、彼女は女優としての評価も高く、相変わらず多忙な日々を過ごしている。今回、妊娠の発表はしていませんが、中澤や安倍のように数カ月後に告白するケースもあるのではないでしょうか」
大きなお世話に違いないが、これもスターの証か。
週刊新潮Web取材班
2018年8月9日 掲載
7月31日、元AKB48の前田敦子(27)が俳優の勝地涼(31)との結婚を発表した。2人は今年初めに撮影された映画「食べる女」で急接近し、交際半年未満でスピード婚に至ったようです
2005年にAKB48のメンバーとしてデビューした前田はプロデューサーの秋元康に抜擢され、グループの中心的存在に。09年、初めて行なわれた「AKB48選抜総選挙」では1位を獲得。10年には大島優子(29)にその座を奪われるが、11年に1位に返り咲くと、涙ながらに「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」と訴え、大きな話題を呼んだ。
AKBの人気が急上昇中だった11年の「選抜総選挙」10位までの中では、前田が初めて嫁ぐことになる。AKBブームの牽引者である前田のスピード婚には、「半年足らずの交際で大丈夫か」「妊娠しているのではないか」などの声も上がっている。
90年代後半から00年代前半にかけてミリオンヒットを連発していたモーニング娘。のメンバーの例から、前田の結婚を分析してみよう。芸能記者が話す。
「モー娘。は1期から6期までの21人中17人が結婚を経験しています。彼女たちの平均初婚年齢は27.6歳。相手の職種は芸能人(ミュージシャンや元職含む)9人、プロ野球選手、会社社長、一般会社員各2人、会社役員、料理人各1人。圧倒的に芸能人が多い。そういう意味で、前田敦子の結婚はモー娘。の傾向に似ています」
元AKB前田敦子「妊娠」の可能性 モーニング娘。の例から考察
卒業・脱退時期、婚約・結婚等一覧
“相手は同業者”のモー娘。
最近では女優の剛力彩芽(25)とZOZOTOWNの前澤友作社長の熱愛ぶりが世間を騒がせ、元AKBでは小嶋陽菜(30)がIT関連のピックアップ・宮本拓社長との交際が報じられるなど、芸能人と会社社長が結ばれるイメージもあるかもしれない。しかし、少なくともモー娘。の場合は同業者との結婚に収まるケースが多数派だ。
「いわば、職場結婚のようなものでしょう。彼女たちは多忙ですし、そもそも社長と出会うこと自体が稀。芸能人だとお互いの立場を理解しやすいし、話も共有できるので結ばれやすい」
しかも、圧倒的な高収入を稼いでいそうな芸能人の名前はない。結婚当時は名が知られていても、将来どうなるかわからないお笑い芸人も名を連ねている。
「80年代のアイドルは売れっ子でも『月給5万円』という人もいたようですが、モー娘。はまだ10代だった辻希美(31)や加護亜依(30)が長者番付(2002年公示の高額納税者)に載ったように、金銭面で非常識な扱いは受けていないはず。だから、お金持ちそうな人よりも、本当に気の合う人と生活をしたいと考えるのでは」
モーニング娘。はAKBと同じように、グループ在籍中の恋愛は御法度だった。矢口真里(35)と藤本美貴(33)は写真誌「FRIDAY」に異性関係をすっぱ抜かれ、その直後にグループを脱退。
石黒彩(40)は「LOVEマシーン」がミリオンセラーを達成し、人気絶頂に向かう最中の00年1月に突如脱退を発表。その4カ月後にLUNA SEAの真矢との結婚と妊娠を公表した。また、プッチモニのメンバーとしても人気の高かった市井紗耶香(34)も同年5月に突然脱退。何らかのスキャンダルがあったため、その責任を取ったと噂されている。
これらの例を見ると、AKB以上にモーニング娘。は恋愛に関して厳しい措置を取っていたようにも思える。
「その反動なのか、石黒を皮切りに、結婚と妊娠を同時に発表する『できちゃった婚』も6人を数えています。辻希美は19歳で、市井紗耶香は20歳の時に妊娠。また、中澤裕子(45)と安倍なつみ(36)は結婚発表の2カ月後に妊娠を公表している。この2人を含めれば、17人中8人、約半数はできちゃった婚と判断できます。
彼女たちはグループ所属時と比べれば、仕事が忙しくなくなるとはいえ、先々のスケジュールはある程度押さえられる。だが、妊娠となれば、そのような仕事のループから抜け出せる」
前田敦子はAKB卒業後、主に女優として活動。今年は映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」「のみとり侍」が既に上映され、9月には「食べる女」、来年には「旅のおわり、世界のはじまり」の公開が控えている。
「テレビであまり見ないだけで、彼女は女優としての評価も高く、相変わらず多忙な日々を過ごしている。今回、妊娠の発表はしていませんが、中澤や安倍のように数カ月後に告白するケースもあるのではないでしょうか」
大きなお世話に違いないが、これもスターの証か。
週刊新潮Web取材班
2018年8月9日 掲載
ロバート・レッドフォード [芸能]
『明日に向って撃て!』(1969)、『大統領の陰謀』(1976)など数々の名作に出演した ロバート・レッドフォード(81)が、俳優業から引退する意向を、Entertainment Weekly に明かしたようです
同サイトに対してレッドフォードは、最新作となる『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題) / The Old Man & The Gun』が、最後の出演作になると発言。「絶対なんてことはないが」と前置きしながらも、「この作品で、演技の仕事に決着を付けることにするよ。その後は、21歳からしているこの仕事をリタイアする。まぁ十分にやったし、これからは前向きに、ポジティブな別のことに取り組んでもいいはずだ」と語ったという。
レッドフォードは、ポール・ニューマンと共演した『明日に向って撃て!』でブレイク。詐欺師たちの痛快な大バクチを描く『スティング』(1973)や、『追憶』(1973)、『華麗なるギャツビー』(1974)、『華麗なるヒコーキ野郎』(1975)、『遠すぎた橋』(1977)など数々の名作に出演。近年も、その年の賞レースを騒がせた『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(2014)のほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『ニュースの真相』(2016)などに出演している。
最後の出演作となる予定の『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題)』は、実在した強盗犯フォレスト・タッカー(ロバート・レッドフォード)と彼を追った警官ジョン・ハント(ケイシー・アフレック)を描いた物語。レッドフォードも出演した『ピートと秘密の友達』(2016)のデヴィッド・ロウリー監督がメガホンを取り、全米公開は9月28日を予定している。2016年の時点でレッドフォードは、ウォーカー・アート・センターのインタビューで、同作の終了をもって「監督業に専念するだろうね」と俳優業から退くことを示唆していた。
ハリウッドでは、クリント・イーストウッドやジャック・ニコルソンなど、俳優引退が報じられた名優が再び映画に出演する例もある。レッドフォードは映画監督として『普通の人々』(1980)でアカデミー賞作品賞や監督賞を受賞。『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)、『クイズ・ショウ』(1994)などを監督し、世界最大のインディペンデント映画の祭典・サンダンス映画祭も設立するなど、映画界に多大な貢献をしており、製作側の立場でも精力的に活動していくことになりそうだ。
同サイトに対してレッドフォードは、最新作となる『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題) / The Old Man & The Gun』が、最後の出演作になると発言。「絶対なんてことはないが」と前置きしながらも、「この作品で、演技の仕事に決着を付けることにするよ。その後は、21歳からしているこの仕事をリタイアする。まぁ十分にやったし、これからは前向きに、ポジティブな別のことに取り組んでもいいはずだ」と語ったという。
レッドフォードは、ポール・ニューマンと共演した『明日に向って撃て!』でブレイク。詐欺師たちの痛快な大バクチを描く『スティング』(1973)や、『追憶』(1973)、『華麗なるギャツビー』(1974)、『華麗なるヒコーキ野郎』(1975)、『遠すぎた橋』(1977)など数々の名作に出演。近年も、その年の賞レースを騒がせた『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(2014)のほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『ニュースの真相』(2016)などに出演している。
最後の出演作となる予定の『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題)』は、実在した強盗犯フォレスト・タッカー(ロバート・レッドフォード)と彼を追った警官ジョン・ハント(ケイシー・アフレック)を描いた物語。レッドフォードも出演した『ピートと秘密の友達』(2016)のデヴィッド・ロウリー監督がメガホンを取り、全米公開は9月28日を予定している。2016年の時点でレッドフォードは、ウォーカー・アート・センターのインタビューで、同作の終了をもって「監督業に専念するだろうね」と俳優業から退くことを示唆していた。
ハリウッドでは、クリント・イーストウッドやジャック・ニコルソンなど、俳優引退が報じられた名優が再び映画に出演する例もある。レッドフォードは映画監督として『普通の人々』(1980)でアカデミー賞作品賞や監督賞を受賞。『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)、『クイズ・ショウ』(1994)などを監督し、世界最大のインディペンデント映画の祭典・サンダンス映画祭も設立するなど、映画界に多大な貢献をしており、製作側の立場でも精力的に活動していくことになりそうだ。
野性爆弾くっきー [芸能]
芸人仲間から「天才」だと評される男がいる。目下ブレーク中の野性爆弾・くっきーだ。奇抜な設定のネタを披露するだけではなく、自らの手で絵画、映像、音楽、小道具を制作し、型にはまらない創作活動を展開している。
『超ハマる! 爆笑キャラパレード』『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)出演をきっかけにじわじわと支持層を広げていき、顔を真っ白に塗って有名人になりきる「激似顔マネ」はインスタグラムでも拡散されて話題となった。
長年、お笑い界の片隅で埋もれていた才能に突如としてスポットが当たった。本人はこの状況をどう捉えているのだろうか。(取材・文 ライター・ラリー遠田/写真・伊藤圭/Yahoo!ニュース 特集編集部)
「いずれゴリゴリに嫌われて、みんな去っていくと思う」
くっきーの手がける展覧会「超くっきーランド」シリーズは東京・原宿を皮切りに、岡山、千葉、福岡などで開催され、いずれも大反響を巻き起こした。2018年3月には台湾でも行われ、1カ月で約10万人を動員。その人気は海を越えた。だが、本人はいたって冷静だ。
「僕、『シザーハンズ』(人造人間と少女の交流を描いた映画)と同じルートを辿ってると思うんですよ。最初に出てきたときはバケモン扱いされて、その後で『あれ、実はこいつ、かわいいやつちゃうん?』って、みんながちょっと好きになるじゃないですか。今がその状態なんです。でも、結局『やっぱりこいつ、バケモンや』って追いやられる。僕もいずれゴリゴリに嫌われて、みんな去っていくことになると思います」
空前絶後のブレークにも全く動じていないのは、今でも本人が舞台に上がり、生の観客のシビアな反応を間近で見ているからだ。野性爆弾が登場すると「あっ、くっきーだ!」と観客たちは好奇の目を向けるのだが、いざネタが始まるとその和やかな空気は一変してしまう。
「ネタをやると客がホンマに引いていくんですよ。鎌で局部を切ったり、肥溜めで顔を洗ったりするネタばっかりですからね(笑)。テレビではいい面しか見えないけど、ネタだとリアルに気持ち悪いところも出てくるから引いてしまうんでしょうね。キレイやけど毒持ってるキノコみたいなもんですわ。かわいい言うて食べてみたらゲロ吐き倒すんです」
伝わりにくく、気持ちが悪い。見る人の想像力が試されるネタ
デビュー当初から、くっきーの生み出す笑いはほかの何ものにも似ていない、独創的なものだった。「ボケ・ツッコミ」「フリ・オチ」といったお笑いのセオリーに縛られず、自由な発想でネタが展開していく。
彼がそういうネタを作ることができた理由のひとつは、もともとお笑い志望ではなかったからだ。バンドを組んでいた仲間がお笑い芸人の養成所に入ったのがきっかけで、自分も一緒に入ってみただけ。その時点でお笑いの基本的な素養が一切なかった。
「たぶん、お笑いが好きで入ってくる人って、ちゃんとお笑いの勉強をやってくると思うんですけど、それを知らんままで入ってるんで、なんかいびつな変なコントになっていったんやと思います」
伝わりにくく、気持ちが悪い。自分の作るネタの弱点はわかっていたが、決してやり方を変えることはなかった。
「なんか、曲げるのはダセえな、と思って。折れず曲がらず、日本刀みたいな精神でやってるんで」
「爆弾コント」と称する野性爆弾のコントは日本刀のように切れ味抜群。何の説明もないまま唐突にネタが始まり、くっきーとロッシーの2人が織りなす摩訶不思議な世界に連れて行かれる。異世界への冒険に必要なパスポートは「想像力」だ。
「僕らのネタは、セットも置かんと私服でそのままやっちゃうから、わかりにくいんでしょうね。イメージだけで作ってるんで、お客さんも一緒になってその設定を想像してもらわないといけない。だからついていかれへん人が多いんですよ。野性爆弾のコントを面白いと思えるのは想像力の豊かな頭のいい人です(笑)」
ネタは見る人の想像力が試される。このことが足かせとなって、野性爆弾はずっとメジャー路線に乗れずにいた。
個展をやるのも芸のうち。人前でネタやるだけが芸じゃない
顔を白塗りにする「激似顔マネ」などのポップなネタが注目されて、世間にもようやく、くっきーの魅力が伝わり始めた。
「白塗りも最初は寄せる気がなくて、ただ白い顔面っていうだけやったんですよ。でも、ET-KINGのいときんさん(故人)をやったときにめちゃめちゃ似たんですよ。それで似せる喜びを知って、そこから似せるのをやり出したっていう感じですね。キレイな人はあんまり似ないんですよ。整いすぎてるよりは特徴のある人のほうがいい。だから、柴田理恵さんとかめっちゃ似るでしょ?(笑)」
くっきーは、その唯一無二の芸風を評価され、芸人の間では以前から「天才」と呼ばれていた。だが、自分ではそうは思わないという。
「ホンマに天才な人は、その場所場所で合わせられる人やと思うんですよ。でも、僕はそれがでけへんから、ただの不器用人間。こだわって自分流のお笑いしかせえへんやつみたいに思われがちですけど、実は対応でけへん鈍くさいやつなんです」
個展が開催されてアート系の活動にも注目が集まっているが、それらの根底にあるのはあくまでも「笑い」だ。笑いのためにあらゆる分野の作品が存在しているのであり、笑いなしの純粋なアート作品はひとつもない。
6月に発売されたアートブック『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』(ヨシモトブックス)でも、「チェチェナちゃん」をはじめとする代表的なキャラクターに扮したさまざまな姿のくっきーを目にすることができる。
「お笑いじゃないものをやるってなんかこっ恥ずかしいんですよね。格好いいって言われるのは恥ずかしいです。かわいいって言われるのは平気なんですけどね。かわいいは笑いの要素になるじゃないですか。(『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』のカバー写真を指して)こんなおっさんがかわいいわけないですから」
ネタ以外の活動に力を入れている芸人は「本業に専念しろ」と叩かれてしまうこともある。だが、くっきーの中ではブレはない。すべては笑いのためにあるのだから。
「個展をやるのも芸のうちやと思ってるんですよ。人前でネタやるだけが芸じゃないですから。テレビ出るのも、変な歌を作るのも、全部お笑いなんで。芸人としては芸で金稼げるのが一番幸せじゃないですか。だから、芸の幅を広げて、もっとほかにやりたいいろいろな芸を見つけていこうかな、って感じですね。物作るのは好きですから。言うたら、僕の脳みそを置いていってる感じです。その都度その都度。点ですよね、点。すべては点でしかないんで。……なんか天才っぽい言葉挟んでいこうかなと思って。ダセえけどな、点でしかないって(笑)」
『超ハマる! 爆笑キャラパレード』『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)出演をきっかけにじわじわと支持層を広げていき、顔を真っ白に塗って有名人になりきる「激似顔マネ」はインスタグラムでも拡散されて話題となった。
長年、お笑い界の片隅で埋もれていた才能に突如としてスポットが当たった。本人はこの状況をどう捉えているのだろうか。(取材・文 ライター・ラリー遠田/写真・伊藤圭/Yahoo!ニュース 特集編集部)
「いずれゴリゴリに嫌われて、みんな去っていくと思う」
くっきーの手がける展覧会「超くっきーランド」シリーズは東京・原宿を皮切りに、岡山、千葉、福岡などで開催され、いずれも大反響を巻き起こした。2018年3月には台湾でも行われ、1カ月で約10万人を動員。その人気は海を越えた。だが、本人はいたって冷静だ。
「僕、『シザーハンズ』(人造人間と少女の交流を描いた映画)と同じルートを辿ってると思うんですよ。最初に出てきたときはバケモン扱いされて、その後で『あれ、実はこいつ、かわいいやつちゃうん?』って、みんながちょっと好きになるじゃないですか。今がその状態なんです。でも、結局『やっぱりこいつ、バケモンや』って追いやられる。僕もいずれゴリゴリに嫌われて、みんな去っていくことになると思います」
空前絶後のブレークにも全く動じていないのは、今でも本人が舞台に上がり、生の観客のシビアな反応を間近で見ているからだ。野性爆弾が登場すると「あっ、くっきーだ!」と観客たちは好奇の目を向けるのだが、いざネタが始まるとその和やかな空気は一変してしまう。
「ネタをやると客がホンマに引いていくんですよ。鎌で局部を切ったり、肥溜めで顔を洗ったりするネタばっかりですからね(笑)。テレビではいい面しか見えないけど、ネタだとリアルに気持ち悪いところも出てくるから引いてしまうんでしょうね。キレイやけど毒持ってるキノコみたいなもんですわ。かわいい言うて食べてみたらゲロ吐き倒すんです」
伝わりにくく、気持ちが悪い。見る人の想像力が試されるネタ
デビュー当初から、くっきーの生み出す笑いはほかの何ものにも似ていない、独創的なものだった。「ボケ・ツッコミ」「フリ・オチ」といったお笑いのセオリーに縛られず、自由な発想でネタが展開していく。
彼がそういうネタを作ることができた理由のひとつは、もともとお笑い志望ではなかったからだ。バンドを組んでいた仲間がお笑い芸人の養成所に入ったのがきっかけで、自分も一緒に入ってみただけ。その時点でお笑いの基本的な素養が一切なかった。
「たぶん、お笑いが好きで入ってくる人って、ちゃんとお笑いの勉強をやってくると思うんですけど、それを知らんままで入ってるんで、なんかいびつな変なコントになっていったんやと思います」
伝わりにくく、気持ちが悪い。自分の作るネタの弱点はわかっていたが、決してやり方を変えることはなかった。
「なんか、曲げるのはダセえな、と思って。折れず曲がらず、日本刀みたいな精神でやってるんで」
「爆弾コント」と称する野性爆弾のコントは日本刀のように切れ味抜群。何の説明もないまま唐突にネタが始まり、くっきーとロッシーの2人が織りなす摩訶不思議な世界に連れて行かれる。異世界への冒険に必要なパスポートは「想像力」だ。
「僕らのネタは、セットも置かんと私服でそのままやっちゃうから、わかりにくいんでしょうね。イメージだけで作ってるんで、お客さんも一緒になってその設定を想像してもらわないといけない。だからついていかれへん人が多いんですよ。野性爆弾のコントを面白いと思えるのは想像力の豊かな頭のいい人です(笑)」
ネタは見る人の想像力が試される。このことが足かせとなって、野性爆弾はずっとメジャー路線に乗れずにいた。
個展をやるのも芸のうち。人前でネタやるだけが芸じゃない
顔を白塗りにする「激似顔マネ」などのポップなネタが注目されて、世間にもようやく、くっきーの魅力が伝わり始めた。
「白塗りも最初は寄せる気がなくて、ただ白い顔面っていうだけやったんですよ。でも、ET-KINGのいときんさん(故人)をやったときにめちゃめちゃ似たんですよ。それで似せる喜びを知って、そこから似せるのをやり出したっていう感じですね。キレイな人はあんまり似ないんですよ。整いすぎてるよりは特徴のある人のほうがいい。だから、柴田理恵さんとかめっちゃ似るでしょ?(笑)」
くっきーは、その唯一無二の芸風を評価され、芸人の間では以前から「天才」と呼ばれていた。だが、自分ではそうは思わないという。
「ホンマに天才な人は、その場所場所で合わせられる人やと思うんですよ。でも、僕はそれがでけへんから、ただの不器用人間。こだわって自分流のお笑いしかせえへんやつみたいに思われがちですけど、実は対応でけへん鈍くさいやつなんです」
個展が開催されてアート系の活動にも注目が集まっているが、それらの根底にあるのはあくまでも「笑い」だ。笑いのためにあらゆる分野の作品が存在しているのであり、笑いなしの純粋なアート作品はひとつもない。
6月に発売されたアートブック『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』(ヨシモトブックス)でも、「チェチェナちゃん」をはじめとする代表的なキャラクターに扮したさまざまな姿のくっきーを目にすることができる。
「お笑いじゃないものをやるってなんかこっ恥ずかしいんですよね。格好いいって言われるのは恥ずかしいです。かわいいって言われるのは平気なんですけどね。かわいいは笑いの要素になるじゃないですか。(『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』のカバー写真を指して)こんなおっさんがかわいいわけないですから」
ネタ以外の活動に力を入れている芸人は「本業に専念しろ」と叩かれてしまうこともある。だが、くっきーの中ではブレはない。すべては笑いのためにあるのだから。
「個展をやるのも芸のうちやと思ってるんですよ。人前でネタやるだけが芸じゃないですから。テレビ出るのも、変な歌を作るのも、全部お笑いなんで。芸人としては芸で金稼げるのが一番幸せじゃないですか。だから、芸の幅を広げて、もっとほかにやりたいいろいろな芸を見つけていこうかな、って感じですね。物作るのは好きですから。言うたら、僕の脳みそを置いていってる感じです。その都度その都度。点ですよね、点。すべては点でしかないんで。……なんか天才っぽい言葉挟んでいこうかなと思って。ダセえけどな、点でしかないって(笑)」
タグ:野性爆弾くっきー
感謝祭コンサート
6月のAKB48選抜総選挙で2位から16位までのメンバーが2日、横浜アリーナで、感謝祭コンサートを行ったそうです
本来は1位のSKE・松井珠理奈(21)も参加するはずのイベントだが、体調不良で療養中のため不参加。ステージでは松井がセンターの新曲「センチメンタルトレイン」がオープニングで披露されたが、松井のポジションは空いたまま、2位のSKE・須田亜香里(26)、3位のHKT・宮脇咲良(20)らが熱く歌い踊った。
須田は観客1万人を前に「残念ながら、松井珠理奈さんは出られませんが、みんなで48グループの勢いを感じてもらえるようにしたい」とあいさつした。
本来は1位のSKE・松井珠理奈(21)も参加するはずのイベントだが、体調不良で療養中のため不参加。ステージでは松井がセンターの新曲「センチメンタルトレイン」がオープニングで披露されたが、松井のポジションは空いたまま、2位のSKE・須田亜香里(26)、3位のHKT・宮脇咲良(20)らが熱く歌い踊った。
須田は観客1万人を前に「残念ながら、松井珠理奈さんは出られませんが、みんなで48グループの勢いを感じてもらえるようにしたい」とあいさつした。
タグ:感謝祭コンサート