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ジャニー喜多川 [芸能]

6月18日の午後、芸能マスコミに衝撃が走った。

「ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が自宅から緊急搬送されたようだ……」

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各社は“裏取り”に奔走。そして、都内のある病院に入院していることが分かった。

「普段、ジャニー氏が通っている病院ではなく、別の病院だったため、緊急ぶりがうかがえました。当初、事務所側は入院していることを明らかにしなかったのですが、最終的には渋々ながら認めましたね」(ワイドショー関係者)

夕方ころにはマスコミ各社が病院前に集まった。だが、病状は明らかにされることはなく、現場では“重病説”まで流れたという。

「スポーツ紙や週刊誌などは深夜を過ぎても、病院前に張り付いていました。いかにも芸能人が乗るような濃いスモークガラスのワンボックスカーが何台も来ていましたね。中には、中居正広と滝沢秀明が移動に使っていると思われる車も来ていましたね」(女性誌記者)

タレントでもない、芸能事務所社長の入院にマスコミが騒ぐのは、その存在が芸能界で絶大なものだからに他ならない。

「ジャニー氏は若手のスカウトや育成、舞台などの演出を担当。事務所の実質的な経営は、姉であるメリー喜多川氏が握っています。この両輪がうまく機能してきたことで、一大勢力を築き上げたワケです」(ワイドショー関係者)

今年3月に公開された『映画 少年たち』では製作総指揮を務めるなど、87歳という年齢ながら、精力的に活動してきた。また、ジュニアの舞台を、小まめに見に行くなど、現場に姿を見せることで、事務所のメンバーをまとめてきた。

「所属タレントにとって、ジャニーさんはスカウトして育ててくれた“芸能界の父”的な存在。精神的な支柱であることに、間違いはないでしょう。そんな彼の入院生活が長引き、現場に姿を見せない期間が長引くことになるようなら、事務所の求心力にも影響が出てくるでしょうね」(芸能プロ関係者)

姉であるメリー氏は健在であり、その娘であるジュリー藤島副社長が次期社長に就任することは、以前から水面下で準備されていた。

また、若手育成やプロデュースなどは、18年に引退した滝沢秀明が担っており、すぐに現場に支障が出るということはなさそうだが…。

「ジャニーさんがいるから独立を思いとどまっている人は、事務所内には多いと思いますよ。SMAPメンバーが事務所を離れたとき、中居が残ったのも、彼の存在があったからなのは間違いない。
また、最近では、関ジャニ∞の錦戸亮や大倉忠義の独立が報じられました。TOKIOの長瀬智也なども、事務所に不満を募らせていると言われています。ジャニーさんの求心力が弱まった時、彼らがどう動くかが気になるところです」(前出・芸能プロ関係者)

「男性アイドル」というジャンルを築いたジャニー氏の、1日も早い復帰が待たれる。

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江藤愛アナ [芸能]

「おつかれさまです。きょうはよろしくお願いします!」。3時間半の情報番組『ひるおび!』放送直後の午後2時、TBSアナウンサーの江藤愛(33)が笑顔でスタジオから出てきた。押しも押されもせぬ“TBSのエース”として、帯の情報番組、バラエティー番組、ラジオとさまざまな分野で活躍している江藤アナの仕事ぶりの一端に触れるべく、密着取材を敢行したそうです

■時間を重ねて密になった『ひるおび!』のチーム感 どんな仕事も“芯”はブレず

 平日の帯番組『ひるおび!』(月~金 前10:25)のほか、『中居くん決めて!』(毎週月曜 後11:56)にレギュラー出演、番宣スポット『From TBS』のナレーションを不定期で行い、ラジオでは『爆笑問題の日曜サンデー』(後1:00)の第1~4週のアシスタントを担当。それに加えて、この4月からは2つの新番組『メイドインジャパン!』(毎週月曜 後9:00)、『その他の人に会ってみた』(毎週火曜 後11:56)の進行も務めることになった。この取材日は、『ひるおび!』終わりに『その他~』の収録が控えていた。

 TBS本社で生放送の『ひるおび!』終わりから、次の『その他~』収録スタートまで約3時間。スタジオはTBSから徒歩5分で到着するが「なるべく早くスタジオに着いておきたいんです」と声を弾ませる。今回の取材にあたってのあいさつを行った後、一旦アナウンス室に戻った江藤アナは簡単な身支度を整えて、午後2時30分にTBSの1階に再び現れた。「いい天気で良かった! いつも歩いて行くので、さぁー行きましょうか」とスタジオへとさっそうと歩みを進めていった。

 「周りのみなさんのスケジュールの関係もあって、この収録が2時45分スタートだったことがあったのですが、その時はさすがにタクシー乗っちゃいました(笑)。それ以外は、いつも歩いて行きますよ」。この日の『ひるおび!』は、前日に大麻取締法違反(所持)の疑いで麻薬取締部に逮捕された、人気グループKAT-TUNの元メンバーで歌手の田口淳之介容疑者、米中関係といったニュースが中心だったが、どういったタイムスケジュールで放送に臨んでいるのか向けてみた。

 「私は朝7時くらいに出社して、7時半にメイクに入ります。それから、8時半過ぎくらいから恵俊彰さんをはじめとした出演者の方々と打ち合わせをして、そこからあっという間に10時25分のオンエアに。扱うニュースも刻々と変化していきますし、突発的なニュースが放送中に飛び込んでくることもあるのですが、そういう時に長年やってきている積み重ねが出るなと実感しています。スタッフ一丸となって、ものすごいスピードで動く、その時の安心感は『ひるおび!』ならではですね」

 出演歴を重ねるに応じて、出演者同士やスタッフとの関係も密になっていく。「『ひるおび!』を毎日担当させていただくようになってから5年になったのですが、本当に家族のように誰ひとり欠けてもダメですね。こうやって情報番組を5年間もずっとやらせてもらえるのは、なかなかないので、すごくありがたいですね」。コメンテーターたちも落ち着いた雰囲気で発言できている印象を受けるが、江藤アナも「そうですよね。恵さんが話しやすい雰囲気を作り上げてくださっています」と深くうなづいた。

 「スポーツのニュースを取り上げる時とかは明るいムードになるのですが、解説者のみなさんも家で話しているような、リラックスした感じになってくださって(笑)。テレビだと、どうしてもカチっとした雰囲気になっちゃう部分は当然じゃないですか。その中でも力が抜けた部分が絶妙なんですよね。私も聞いていて楽しいです」

 4月から新たに2番組を担当することになったが、常に自身のスタンスはブレない。「いつも一番の視聴者でいたいなという思いがあります。アナウンサーって、ついつい自分が進行しなきゃとか、流れを頭にしっかり入れて、次の進行に持っていかないといけないと思うんです。ただ、みんながせっかくいい話や楽しい話をしているのに、それが耳に入らないまま流れを切って、じゃあ次ってなると、その空気が壊れちゃうこともあるので。進行を頭にいれるのは大前提ですが、何よりも話の流れに合わせて、先にこっちの話が出ちゃってもいいやって思うこともあるし、何よりも私はみんなの会話を楽しむっていうのが、一番のモットーかなと思ってやっています」。

■多忙な中でも仕事の振り返りは欠かさず アナウンスセンター長が絶賛する“江藤スマイル”
 今年で丸10年というキャリアとなり「仕事への向き合い方が変わって、自分の中でステージが上がったという感覚があります」と胸を張る江藤アナだが「それに伴って、前よりも反省とか後悔がレベルアップした気がします。だから、落ち込むことも多いです(笑)。めちゃくちゃ落ち込みます」とポツリ。そうした時、気持ちを切り替えるために「1時間以上歩いて帰る」のだという。

 「歩きながら『あーあ』って声に出しています(笑)。人が通る時は静かにするんですけど、風に当たりながら、車の走る音とかもあるし『あーあ、なんであんなこと言っちゃったんだろうな』って、口に出すとスッキリして。それで家に帰ると『あーお腹すいた』みたいな感じの毎日です(笑)。落ち込んだ時って、すぐに放送を見られなかったりするんですけど、時間をおいて翌日とかに会社に行った時に見直すことができています。いまだに、自分が出演した番組のオンエアチェックはしています。早送りとか倍速で観ることはありますけど、基本的には生放送でも収録番組でもラジオでも聞くようにしています。『日曜サンデー』とかもまた笑っちゃいますよ。4時間爆笑です(笑)」

 入社2年目から出演している『日曜サンデー』も来年で10年を迎えるが、そのことを伝えると、小声で「すごいね」とにっこり。「『ひるおび!』が丸5年経ったので、そうか…。いやーもう、爆笑問題さんは本当にやさしく見守ってくれました。爆笑問題さんとは、ちょうど年齢が20歳違うのですが、人生の先輩、そしてこのテレビの業界の大先輩とご一緒できる機会は本当に幸せです。なんか親のような感覚です」。

 まさに“仕事中心”の日々を送っているが「楽しいですよね。みなさんと会話できるというのが好きなんです。『その他~』の収録でも『私なんか、会社員がみなさんと一緒に並べてうれしいんです』って言ったら、東野さんから『またまたー』とツッコまれてしまいましたが」と満面の笑み。そうこうしているうちに、収録現場に到着したが「ちょっと早すぎて、まだ楽屋の貼り紙もされていませんね(笑)」。ほどなくしてスタッフが到着すると、台本を受け取り、すぐさま目を落としていった。「『その他~』はVTRが中心の番組なので、台本はそこまで詳細に書かれていませんが、そのおかげでいつもVTRを新鮮な気持ちで見ることができます」。

 江藤アナの仕事に対する実直な姿勢は、TBSのアナウンスセンター長の利根川展氏も評価している。「下準備を欠かしません。『ひるおび!』では、突発の発生モノに対応できるよう日々のニュースチェックを行っていますし、バラエティー番組では、ゲストにいらっしゃる方のお店にプライベートで行って食べてみたり、アーティストのライブに行って音楽を聴いたり、共演者の本を読んだり、番組をチェックしたり、という努力をいとわない。自分が出演した番組は、極力録画で見直しています。そういった地味な努力が、出演者やスタッフとの信頼関係を築き、番組オファーにつながるのだと思います」。さらに、こう続ける。

 「表に出たがるアナウンサーも多いですが、彼女の場合は、どんな番組でも『あくまでもタレントさんが主役で、その主役を引き立てるためにどうしたらいいか』を考えるタイプです。アナウンサーといえどもサラリーマンなのですが、彼女は会社員としての事務作業、例えば勤務表を記入したり、必要な書類をいち早く提出するなど本当にきちんとしています。そういうことが、後輩にもいい影響を及ぼしていると思います」

 江藤アナのこれまでのキャリアで、印象的だった出来事については「探求心がとにかく旺盛。市場が築地から豊洲に移った時、取材とかではなく、純粋に個人的な好奇心から『豊洲市場がどうなっているんだろう?』とプライベートで現場に足を運んだことがありました。おっとりしているようで行動力があるんです。でもそこで、たまたま偶然TBSラジオの番組が生中継をしていて、その場に居合わせた彼女が、期せずして一般の人のように番組出演してしまったというエピソードは江藤らしいですね」と回顧。「彼女の魅力・強みは、アナウンス力はもちろんですが、あの笑顔です。『江藤スマイル』で癒されるというお声をよくいただきます。今後もその笑顔を絶やさないで、明るく放送に望んでほしいです」とエールを送った。

 今回の取材を通して、『その他~』のスタッフたちからも同じような声を聞いた。「テレビでの姿と全く同じで、誰に対しても笑顔で明るく接している」「撮影前の準備を入念にするため、スタッフとコミュニケーションを密に取っている」。10年という節目を迎えて“TBSアナウンサー江藤愛”は、ますます羽ばたいていく。

◆江藤愛(えとう・あい)1985年生まれ。青山学院大学卒業後の2009年にTBS入社。現在は、テレビでは『ひるおび!』(月~金 前10:25)、『中居くん決めて!』(毎週月曜 後11:56)、『メイドインジャパン!』(毎週月曜 後9:00)、『その他の人に会ってみた』(毎週火曜 後11:56)、『From TBS』のナレーションを不定期で行い、ラジオでは『爆笑問題の日曜サンデー』(後1:00)の第1~4週のアシスタントを担当している。
タグ:江藤愛アナ

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イグジィット [芸能]

コンビ結成11ヵ月にして異例の「ルミネtheよしもと」初単独ライブを開催するや、チケットは即完売。今年5月からは、吉本史上最速の結成17ヵ月で全国7ヵ所ツアーを敢行するなど、“お笑い第7世代”の中でも特に注目を集める「EXIT(イグジィット)」。“チャラ男”ながら“実はまじめ”というギャップで、好感度までも手に入れた2人の野望を聞いてみたそうです

――全国ツアーが始まり、それぞれ凱旋(りんたろー。さん=静岡、兼近さん=北海道)されて、いかがでしたか?

りんたろー。:芸歴 11年目にしてかなって、感無量でした。チケットがすぐに完売しちゃったみたいで、友達も取るのが大変だったようですが、そんな中、来てくれてうれしかったです。

兼近:北海道といえば“すすきの”なので、 そこでチャラつけたっていうのが、サイコーでした。街中歩いて声かけられて、知らない女の人の後をついて行って“チャラ散歩”もしました。

――お二人とも、2回目のコンビでブレイク。なぜだと思いますか?(りんたろー。さん=元「ベイビーギャング」、兼近さん=元「ぷりずん」)

兼近:チャラさですね。以前はそんなにチャラついてなかったですから。今は、チャラさの大暴発、チャラさの乱れ打ち、チャラ五月雨(さみだれ)てるんで。

りんたろー。:新しいワード出ましたね(笑)

――結成のきっかけは?

兼近:彼が1人でやっていて、そこに混ざりたいと思ってボクから声をかけたんです。

りんたろー。:最初は“組みたい”じゃなくて「仮コンビとして『M-1グランプリ』に出たい」っていう申し出で。その時は、変なチャラ男が話しかけてきたから「嫌だな」と思ったけど、5つ後輩なのでその勇気を買って引き受けました。それが意外と調子よくて、ボクから「コンビ組もう」って言ったら、「そういうことじゃない」って(苦笑)

兼近:ただ「M-1グランプリ」に出て、チャラい漫才を試したかっただけなので。

りんたろー。:“ワンナイト・ラブ”みたいですね。こちらはイケると思ったのに、「付き合えると思うなよ」みたいな。そこから必死に口説いて、めっちゃLINE送って。

兼近:「俺がおまえをスターにさせてやる!」とか、アツいこともバシバシ言ってもらいました。

――“お笑い第7世代”と言われていますが、“第7世代”とは?

兼近:経歴とかじゃなくて、出てきたタイミングかな。今テレビに出てきて、お笑いを盛り上げている世代のことを言っているのかなって。でも、そのうちボクは言っちゃいけないことを言ってしまって“お笑い台無し世代”を築くんじゃないかと。テレビとか出られなくなるけど、アンダーグラウンドでは活躍している“お笑い台無し世代”。「こいつはお笑いを終わらせた」…、そんな歴史を作りたいですね。

りんたろー。:かねちは物事を知らないんで、思ったことを何でも言っちゃうんです。「楽しい」「うれしい」「やりたくない」「気持ち悪い」とか。それがいいところだけど、下手したら失礼に振り切れる可能性もある。だから失言で消える可能性はあるかも(笑)

兼近:その時はデカデカと“お笑い台無し世代”と書いてください(笑)

――テレビなどでは緊張せず楽しんでいる感じが伝わってきます。

りんたろー。:ボクは緊張してますけどね。かねちにどうパスするかとか考えたりして。かねちは多分、今自分がすごいところにいるっていうことを、あんまり分かってないんですよ。だから番組のMCも“おっちゃん”としか思ってない。

兼近:そうです。親戚のおもしろいおっちゃんって感覚ではありますね(笑)。そもそも「できなくて当たり前」だと思っているので、自分に期待していないんです。だからテレビより、シンプルなライブの方が緊張します。ライブ前は、ずっと「緊張する」って言ってます。

りんたろー。:チャラ男なんで、あんなテレビの“戦場”に飛び込んで何かできるわけがない。「おもしろいこと言おう」とかより、「思ったこと言おう」という感覚なんだと思います。

――ガツガツしないというのも、そういうところからですか?

兼近:そうですね、あんまり人のトーク中に「おいおいおい」って入っていかない。テレビって“自分の番”が来るので、その時だけしゃべればいいのかなって。それぞれ、おもしろかったところを使ってもらえれば。「自分から出ていってやろう」なんて、やんなくていいんですよ。

りんたろー。:かねちは優しいんで、人の出番を取りたくないらしいです。これが“第7世代”なのかも。「宮下草薙」や「四千頭身」も前に出ないじゃないですか。特徴だと思いますよ。ガツガツしないで、身体の力が抜けていて思ったことを言ってるだけっていう。

――兼近さんは今でも、りんたろー。さんに敬語ですよね。

兼近:先輩の期間の方が長いですから。コンビ組んでまだ1年半しか経ってないし。

りんたろー。:だから、仕事終わって別れる時はいつも、「ありがとうございました。明日もよろしくお願いします」って言ってきますよ。

――「EXIT」人気の要因の1つがそういう、チャラいけど実はまじめで優しいところ…と言われていますが、本来はあまり出したくない部分なんですか?

兼近:出してもいいんですけど、大前提で言っていきたいのは“まじめではない”ということ。「普通にチャラそうで、そこまでチャラくない」なら分かるんですけど、“まじめ”って言われると、そうでもないんですよ。

――まじめじゃないと、アルバイトで「介護」ってなかなか選ばないかと。大変なお仕事じゃないですか?(りんたろー。さんは「介護」、兼近さんは「ベビーシッター」のアルバイト中)

りんたろー。:介護の大変さは、ボクは毎日じゃないしそんなには…。大きな施設で毎日やっている人は本当に大変だと思います。

兼近:ボクも自分が楽しいからやっていて、付属でお金がついてくるっていう。まったく大変じゃないですね。

りんたろー。:ちなみに、ボクは事務所の公式プロフィールの“特技”のところに「介護」って書いていて、“趣味”のところに「事務」って書いてあるんですけど、あれ実は「(トレーニング)ジム」なんです(苦笑)。直してほしいです。

――“仲良しコンビ”でも、これだけ多忙だとイライラしてケンカになりませんか?

りんたろー。:イライラしていても、かねちで癒やされますね。

兼近:スケベな目で見てるんですよ、結局。

りんたろー。:まぁ確かに、1回いってやろうって思ってますね(笑)。でもコイツといると、まずイライラしている自分がちっぽけに思えます。俺、ちっちゃいなって。

兼近:りんたろー。さんは、沸点というか、イライラが結構早いですもんね。俺はイライラするとしたら自分自身に…ですね。うまくできなかったとか、何かやっちゃった時に、自分に「クソー」とはなります。

りんたろー。:かねちは“悟り”開いちゃってますから。

兼近:まぁ、沸点は違いすぎるけどケンカもないし、2人の間には隠し事とかも本当にないんです。「昨日、こんなことあったんだけど、聞いてくれ…」みたいな話もしますし。

りんたろー。:むしろ言いたい。セッションかますんです、お互いの意見交換として。

兼近:ニュース番組を見て、「コレどう思います?俺、こうだと思うんですよ」「いやいやこれはこうだから」みたいなディベート始めるんですよ。

りんたろー。:他の考えがあるなら聞いてみたいっていう。まったく違う角度で入ってくるので、そういう考え方もできるんだ、みたいな。俺はネタのプレゼンをする立場なので、そんな意見交換の場で性格が分かるとプレゼンしやすくなるかもしれないですね。

――そもそも、どうして芸人になったんですか?

りんたろー。:ボクはずっとサッカーやっていて、サッカー選手になりたかったんですけど、ケガをして…、もう投げやりですね。就活も間に合わないし、プロにも行けない、どうでもいいからなっちゃえ!って。それがたまたま、お笑いでした。

兼近:ボクはイヤなことをやりたくないと思って生きてきて、勉強もまったくしなくて、全部から逃げてたんです。仕事もイヤだったらすぐ辞めて。そんな時に「ピース」の又吉(直樹)さんの本を読んで、「お笑いやってみたいな」と。逃げ回った末にたどり着いた職業ですけど、これは続いています。

――お金がたまったら、したいことは?

兼近:マンション買いたいです。

りんたろー。:“親に”ですよ。

兼近:あっ、そうです。自分にはまだいいので、北海道に。

りんたろー。:ボクは、アパレルブランドやりたいです。構想は徐々に描いていきたいなと。

――お笑いの目標は?

兼近:「“お笑いお笑い”しない」というのは心がけています。「お笑い芸人とはこうだ」とか、凝り固まった芸人感は出したくないです。お客さんがどんどん離れていくと思っているので。

――言い切っちゃって大丈夫ですか。

兼近:当たり前じゃないですか。改良を重ねて作った新しいモノって、いいですよね。古いトレーニングの「うさぎ跳び」が今や「膝に負担がかかるからダメ」って証明されて、理論に基づいた最新トレーニングをした方がいい身体を作れる…みたいなことです。だから“古きよき”ものに寄りかかりたくないんです。

りんたろー。:漫才は「うさぎ跳び」ってこと?

兼近:はい。だから漫才も形を変えて、今、喜ばれるおもしろいモノを作っていくのが大事だと思っているんで、そこはちょっと意識してやっている…って、りんたろー。さんが言ってました。

――じゃあもう「M-1グランプリ」は目指さないんですか。

兼近:行けたらラッキー、ぐらいです。

――テレビにたくさん出ることには興味ないですか。

兼近:もちろん出られたらうれしいですけど、「M-1グランプリ」って見ている人も審査する方も、「うさぎ跳び」を推奨している人たちに思えるんです。だから、そこは相手にしちゃいけないって思っていて、みんなが喜ぶ新しいお笑いをやっていきたいなって。テレビも同じで、昔の人を喜ばせる&昔の人がやってたことをそのままやる、みたいなものにはあんまり出たくないというか、違うよね…って、りんたろー。さんが言ってました。

りんたろー。:そこにエントリーして、跳ぶのではなくハネるように頑張るのは、こっちの自由じゃないですか。それで向こうが評価してくれなかったら、別にしょうがないかなって。

――冠番組とかもいらない?

兼近:「一緒にテレビを盛り上げてみようか」みたいな人たちとやれるんだったら、楽しいだろうなって思います。

――でも今は、引っ張りだこの状態です。

りんたろー。:そうですね。とはいえ“休み”みたいなもんです。ロケとか超楽しいし。

兼近:移動時間は寝られるし。

りんたろー。:オフィスとかで働いている人の方が大変だよね。サラリーマンで毎日電車に揺られる方が。

兼近:だからみんな、趣味を作るのかな。俺ら趣味がないのは、日々楽しんでるから。だから別に、楽しみを見つけなくても。

りんたろー。:それは幸せなことだよね。



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