インフルエンザ

インフルエンザにかかったかもと思ったら
インフルエンザの症状が出たら、まずは安静と水分補給に努めましょう。症状が軽い場合などは自宅療養も可能ですが、状況に応じて医療機関を受診しましょう。

インフルエンザの検査

インフルエンザの検査では、鼻やのどの粘膜を綿棒でこすりとって調べ、15分ほどで結果が出ます。
発熱してから数時間経過しないと陰性と判定される場合があるので、検査を受けるタイミングには注意が必要です。
インフルエンザの治療薬
近年インフルエンザの治療では、タミフル、リレンザ、イナビルなどを処方されることが多いですが、これらの抗インフルエンザウイルス薬は、発症後48時間以内に服用しないと十分な効果が期待できません。
症状が重い場合は早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
市販の解熱剤は飲んでいい？
「解熱薬の使用と脳症の発症に因果関係があることは、ある程度明らかになっています。アセトアミノフェン（アンヒバ、カロナールなど）以外の解熱薬の使用は、脳症時の死亡率を上げます」（Yahoo!ヘルスケア　家庭の医学「インフルエンザ」より引用）とされていますので、自己判断で市販の解熱剤を飲むのは避けてください。

かかった可能性はどれくらい？　インフルエンザチェック

急に38℃を超える熱が出た

かかってしまった時の対応策は

もしもインフルエンザにかかってしまったら、早めに治療してからだを休めることはもちろん、他の人にうつさないようにすることも大切です。
かかってしまった場合の一般的な注意点は以下のとおりです。
ご自身の健康を回復するために
具合が悪い場合には、我慢しないで早めに医療機関を受診しましょう。
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安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
水分を十分に補給しましょう。お茶やスープなど飲みたいもので大丈夫です。
周囲にうつさないために
せき・くしゃみなどの症状のあるときは、マスクを着用しましょう。
人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。
部屋の換気を1時間に1回程度、短時間でもいいので行いましょう。
できるだけ他の家族と離れて静養しましょう。特に重症になりやすいお年寄りなどにはなるべく接触しないよう心掛けましょう。
熱が下がったあとも、2日程度は他の人にうつす可能性があります。熱が下がって症状が治まっても2日ほどは静養しましょう。

出席停止期間はどれくらい？
学生の場合

感染拡大を防ぐため、学校保健安全法で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日（幼児にあっては、3日）を経過するまで」が原則的なインフルエンザによる出席停止期間と定められています。

小学生以上の場合
小学生以上の場合、解熱後2日以上経過していれば発症した日の翌日から数え始めて6日目に登校が可能となります。また、「発症」とは「発熱」の症状が現れた日をさします。


※幼稚園・保育園児の場合は解熱後3日が経過することが条件となります。
※病状により学校医その他の医師の判断において感染のおそれがないと認められたときはこの限りではありません。

会社員などの場合
出勤停止期間について法律で定められてはいませんが、一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3～7日間は解熱後でも鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。

そのためウイルスを排出している間は、できるだけ外出を控えましょう。また、せきやくしゃみなどの症状が続いている場合には、マスクを着用するなどして周りの方へうつさないようにしましょう。

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