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山口真帆 [芸能]

あの事件から5ヶ月、5月18日の公演をもって山口真帆(23)がNGT48を卒業した。なぜ被害者である“まほほん”がグループを辞めなければならないのか、事件の解明はどうなったのか、ファンの憤りは収まらないが、なにより彼女の今後が気がかりだ。

 スポーツ紙では早くも、複数事務所からのオファー、大手事務所が興味……とも報じられているので、心機一転、活躍を期待したところ。だが、「そう簡単にはいかない」という業界の声もあって……。

 山口がマンションの自室前で、男2人から頭を捕まれるなどの暴行を受けたのは昨年(18年)12月9日だった。意を決した彼女がSNSで暴行の被害とメンバーの関与を告白したのが、ひと月後の1月9日。翌日の公演では、被害者である彼女がなぜか謝罪することとなり、AKBグループの先輩で、HKT48(当時)の指原莉乃も運営のAKSを批判した。その後もAKSの対応は後手後手にまわり、結局、4月21日には、山口の卒業が発表されたのだ。

 事件以来、謝罪や反省、会社への批判が多かった彼女のTwitterだが、卒業を決意して吹っ切れたのか、25日には久しぶりに力強いメッセージが公開された。

〈アイドルは辞めてしまうけど、/1人の人として、/皆さんにまた愛してもらえるような、/強く優しい女性になりたいと思います。/後ろ指を指されようが、/自分が信じた道に向かって、/真っ直ぐに生きていきたいです。〉

 芸能記者は言う。

「運営側を告発した度胸、そして事件以来、高まる発言力は、今後の彼女の強みとなるでしょうね。彼女がNGTのメンバーでなければ、指原のようになれた可能性も……。ただ、あの事件のおかげで、彼女が注目を浴びたのは紛れもない事実。話題性は十分ですから複数の芸能事務所が触手を伸ばしていると報じられたのでしょう」

 こうした報道を受けて、気をもんでいたファンも安心したようだ。SNSには以下のような応援メッセージが並ぶ。

〈まほほん、新事務所でまた夢を追いかけてほしい。良い出会いがありますように!〉

〈一緒に辞めた子たちと移籍したらいい! 頑張れ!! 〉

〈失礼だけどAKSとは見切りをつけるのが正解/いい事務所と縁がありますように。〉

〈まほほん/次の事務所は責任逃れなんかしない良い事務所だといいね/どこへ行っても応援するから!! 〉

〈そりゃあ引く手数多だろう。大事なのは、彼女とファンの思いが踏みにじられない事務所に出会えるか。/芸能界だから真っ白とはいかないかもだけど…〉

 確かに“芸能界だから真っ白とはいかないかも”という不安はあるはずだ。

業界の忖度
 業界関係者はどう見ているのか、聞いてみた。民放プロデューサーが言う。

「彼女を応援したい気持ちはわかります。しかし、それだけでは芸能界は生き残れません。まず、劇場の運営会社であるAKSは、彼女の所属事務所でもある。ああした形で袂を分かった以上、事務所を離れざるを得なかったわけですが、そんな彼女を引き受けるところがあるでしょうか。AKSの設立メンバーの1人である秋元康さんは、すでに運営には携わっていないと、指原も擁護していましたが、AKSの松村匠取締役が“(秋元さんに)叱責されました”と会見で語ったように、今も厳然たる影響力を持つ実力者であることに変わりありません。当然、業界はAKSに対して忖度するでしょう。秋元さんが関わっているテレビ番組ってどのくらいあると思いますか。AKBグループの冠番組は無論ですが、オンエア中の番組だけでも、日テレではドラマ『あなたの番です』(原案・企画)、フジでは『ミライ☆モンスター』(企画協力)、テレ朝では『無料屋』(企画)、テレ東も『電脳トークTV~相内さん、青春しましょ! ~』(企画・監修)、『青春高校3年C組』、他にノンクレジットで参加している番組もあります。普通に考えたら、これらの局はまず出せないでしょう」

 番組がそんなにあるのか……。

「また芸能事務所だって、そうそう声を掛けませんよ。山口さんは結局、NGTのメンバーとも軋轢を残したままなわけです。NGTの現トップで、事件でも関与が疑われた荻野由佳はホリプロに所属しています。ホリプロと言えば、石原さとみや綾瀬はるか、深田恭子、鈴木亮平、松山ケンイチ……ドラマの主役級がゾロゾロいるわけですが、彼らとの共演はNGでしょうし、バラエティ班にも大島麻衣はじめ多くのAKB卒業生が所属しています。また、山口さんを擁護した指原は太田プロの所属ですが、そこには同じNGTで事件への関与が疑われた中井りかがいます。AKBとNGTを兼任していた柏木由紀はワタナベエンターテインメント所属ですが、同じメンバーでありながら事件については一切触れなかった。ナベプロにはネプチューンや中山秀征、恵俊彰らのMCがいますが、事件に触れれば柏木にまで累が及ぶことにもなるし、大家志津子は現役のAKB48でもある。正直言って、芸能事務所もなかなか手が出せない状態だと思いますよ。高橋みなみはプロダクション尾木、松井珠理奈はアービング、今さらですが、AKBグループのメンバーをAKSで一手に管理せず、各事務所に分散させたのは、こういう深謀もあったのかもしれません。残念ながら、彼女を待ち受ける今後は厳しいという見方が多いですね」(同)

 頑張れ、まほほん! 

週刊新潮WEB取材班

2019年5月19日 掲載
タグ:山口真帆

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