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田村淳 [芸能]

お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(45)といえば、投資家の顔も持つタレントとして知られる。ベンチャー投資や新規事業開発のための会社を立ち上げて勤しむが、いささか脇が甘く、怪しげな会社の広告塔にされたりしてきた。そして、また


 民間信用調査会社「帝国データバンク」がこんな見出しのニュースを配信したのは、4月3日のこと。

 概要はこうだ。「TripBox」は2016年の設立。“インスタ映え”する飲食店が検索できる無料アプリを17年3月にリリースして以来、10万人がダウンロード。掲載店舗数は1万5千店を突破していた。

 が、別途手がけていたイベント事業の資金繰りが悪化し、刀は折れ、矢も尽きた。破産手続き開始決定は3月末。債権者約25名。

 当世、ここまではさして珍しくもないが、会社が17年9月に出したプレスリリースには、〈田村淳(タレント)を引受先とする第三者割当増資を実施致します。(中略)※投資契約締結済み〉とある。自身の投資活動を喧伝する田村が実は、破産企業に出資してヘタを打ったのか……。ところが、コトはそう単純ではなかった。

代表との面識なし
「田村さんからは、資金提供は受けていません」

 そう断言するのは、「TripBox」破産管財人の佐藤良弁護士だ。債権者に田村の名前はなく、過去の出資もないという。

 話は少し逸れるが、田村は以前、同じニオイのする“被害”に遭っている。17年1月、仮想通貨を扱う会社に、〈ロンブー淳も実践! 月利40%以上の政府公認の投資案件〉などと写真つきで書かれ、勝手に広告塔にされたのだ。当時、田村は、

〈若手ベンチャー企業に出資をする事はありますが…胡散臭い会社には投資も出資も話もしたくない〉

 と、SNSで怒りをぶちまけていた。さて、今回の件である。まずは、「TripBox」代表の話から。

「田村さんとは、ある投資家の紹介で出資いただく契約を締結したのですが、ほかの投資家から“自分の(株式)比率が思ったより低い”と言われた。それで私どもから田村さんにお願いし、抜けてもらったのです」

 続いて紹介者にも訊くと、

「私も『TripBox』に出資していたので、代表に淳さんを紹介したのです。若手経営者5、6人との会合の席でした。淳さんが出資したかどうかは代表と淳さんのあいだの話ですから、私には分かりません」

 真相やいかに。田村ご本人にうかがうほかあるまい。

「出資した事実はありません。一度も、一銭も。代表との面識もないんです」

 勝手に名前を使われたとの主張は破産管財人と一致する。どうやら田村に分がありそうだ。しかしこんな事例が続くと、投資家としての利益率悪化は必至か。タレントとしても、株価急落……なんてことにならなければいいのだが。

「週刊新潮」2019年4月18日号 掲載
タグ:田村淳

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