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伊藤健太郎 [芸能]

若者からファミリー層まで幅広い支持を得た福田雄一脚本・演出のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)。それぞれのキャラが魅力的で「全員がハマり役」と言われるなかでも、「原作にもっともイメージが近い」と原作ファンに絶賛されたのは、伊藤健太郎だそうです

■『今日俺』を機に「健太郎」から「伊藤健太郎」へ改名

 SNSなどでは「漫画から飛び出したように感じた」「喋り方と動きがイメージ通りの伊藤で感動したくらいハマってた」「原作に忠実という意味でハマり役と言うなら伊藤だと思う」など、原作を忠実に再現した伊藤への称賛の声が多く上がっていた。

「伊藤」のトレードマークであるトゲトゲ頭をどう表現するかは原作ファンの間で注目されたが、律儀にも髪を伸ばし、地毛でセットに40分をかけて役に臨んだ。しかも、「伊藤」役を演じるにあたり、名前もそれまでの「健太郎」から「伊藤健太郎」に改名した。

 ただし、実際には伊藤の役名からもらったわけではなく、いつかは本名に戻して活動しようと思っていたときにこの役に出会い、奇跡的な巡り合わせを感じて、本名に戻したのだった。

■問題児やクールな役がひとつのハマり役に
 伊藤は、中学生時代にモデルとして芸能活動をスタートした後、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)ではヒロインの不倫相手となる高校教師の教え子・木下啓太として出演。車上荒らしをしたり、2人の不倫写真を撮って脅迫しようとしたりする問題児でありつつ、実は家庭に複雑な事情を抱える影のある役を体当たりで演じ、注目を浴びた。

 その後、『仰げば尊し』(TBS系)では、真面目に吹奏楽に打ち込む部員でありつつも、吹奏楽の名門校受験に失敗した過去をひきずり、焦燥感や劣等感に苛まれる役を演じた。

 おそらくクールに見える切れ長の目がそうした役を引き寄せるのだろう。ラブコメ映画『ういらぶ。』では、主人公のライバルキャラで、賢くスマートな役を演じた。しかし、映画『覚悟はいいかそこの女子。』では、ヒロインの幼なじみで、データ専門のモテない眼鏡君を演じた。最大の魅力であるクールな目つきを眼鏡によってあえて封印したわけだ。

涼しげな目元と、スラリ長身のスタイル。スマートであり、人の懐にスルッと入る人懐こさもある現代っ子というのが伊藤の印象だろう。それがなぜか『今日俺』の80年代の男気溢れるツッパリや、時代劇にハマるというのは、発見だった。しかも、ふつうの現代劇よりも、魅力が一段増すのだ。

 伊藤がファン層を大きく拡大したのは、NHKが本気で挑んだ人気漫画原作のSFラブコメ戦国ファンタジー『アシガール』だ。伊藤が演じたのは、黒島結菜演じる平成の女子高生がひょんなことから戦国時代にタイムスリップし、たちまち恋に落ちる戦国時代の若君役。穏やかで優しく強く、仲間思いの完璧な人を実に魅力的に演じた。伊藤にとってこれが初時代劇だったが、そうは思えないほど戦国の武士がしっくりハマっていたし、落ち着いたノーブルな雰囲気は神々しくすらあった。

 物語内では若君が現代に行くシーンもあるが、高校生のコスプレをして街を歩いても、周りから浮き立ち、戦国の若君に見えるのは不思議なほどだった。伊藤が演じる若君は多くの女性の心をわし掴みにし、原作ファンの若い世代だけでなく、50~70代の時代劇ファンの女性も夢中にさせた。ドラマのファンの熱量は非常に高く、12月24日には続編となる『アシガールSP』も放送される。

■ツッパリから武士までこなす男気と芯の強さ
 それにしても、モデル出身で、オシャレでスマートな長身イケメンなのに、なぜ伊藤にはこんなにも戦国の武士が似合うのだろうか。ひとつには、ピンと背筋が伸びた姿勢の良さがあるだろう。また、どこか古風で、上品で、一本太い芯が真ん中に走っていそうな男気も特異な部分だ。クールで落ち着いて見える切れ長の目は、笑ったときに「とびきり優しい若君」に見えたり、「スケバン彼女とラブラブの優しいツッパリ」に見えたりする。また、殺陣もみるみる上達し、ツッパリアクションを軽々こなしてしまう高い身体能力も武器になっている。

 現代劇も良いが、伊藤にはちょっと懐かしい昭和や、さらには時代劇がよく似合う。どこか遠くを見ているようなクールな目と、武士を思わせる硬派な姿勢、高い身体能力は、今後、時代劇などさまざまなシーンで重用されそうだ。将来の大河ドラマ俳優になる可能性も十分あるだろう。

 伊藤は今年、男女でのW起用は22年ぶりとなる『JR SKISKI 2018-19』CMキャラクターに起用され、役者として大きなステップアップになるだろう白井晃演出の舞台『春のめざめ』(19年4~5月)への主演も発表されている。2019年は間違いなく、さらなる飛躍の年になるはずだ。
タグ:伊藤健太郎

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