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松井珠理奈 [芸能]

およそ3カ月の休養期間を経て、SKE48の松井珠理奈が復帰を果たしたのは9月6日のことだった。“女王”が総選挙直後から不在というのもさることながら、センター欠席での新曲披露、PVでは出演シーンがCGアニメで代用されるなど、それはそれで話題を呼んではいた。だがやっぱり、その振る舞いが招く注目度には代え難いようですね

 そもそもの松井の休養の発端が、総選挙の際の宮脇咲良(20)との一件にあったことは知られたとおり。踊りの甘さを注意したら“さくらたん”は出られなくなっちゃいました――。パワハラじみたこの発言に運営は報道NGを敷き、松井を叱責。が、これがTVで放送されてしまうと、SNSを中心に瞬く間に拡散、ファンならずともその強烈なキャラクターが知られることになった。

 さるファンは「休養を経て少しはしおらしくなったかと思ったのですが、そんなことはありませんでしたよ」と、こんな出来事を教えてくれる。

「劇場で復帰後初の姿をファンに見せたその翌日、松井は『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に出演して、センター曲『センチメンタルトレイン』を初めて全員が揃った形で披露したんです。問題は放送の後。各メンバーのSNSに松井の復帰を祝う2ショットがアップされていったのですが、ある3人だけ2ショットがない。ファンの間で話題になっています」

 解説によれば、この曲を歌うのは先の選挙で選抜された上位16人。1位を獲った松井もこれに含まれ、本来であれば15人との写真が公開されているはず。ところが先の宮脇、そして矢吹奈子(17)、高橋朱里(20)とのツーショットがないというのだ。これが何を意味するのか、もうすこし説明してもらうと、

「選ばれたAKBのメンバーが韓国の子たちと順位を競い、日韓合同アイドルグループでのデビューを目指す『PRODUCE48』という企画番組があったんです。参加者はそれぞれ歌やダンスの審査を受け、クラス分けされる。松井は途中で休養のため辞退となったのですが、簡単にいえば、松井より上のクラスにいたのがその3人。それを根に持ち、ツーショットを撮るのを避けたんじゃないか、というわけなんです」

 ただの偶然という見方もあるが、復帰早々にその一挙手一投足が憶測を呼ぶあたり、さすが“松井女王”である。

そんな“女王”の呼称をめぐっては、復帰前の松井のこんなエピソードも聞こえてくる。

「選挙で1位を獲ったのがよほど嬉しかったのか、周囲に『私は世界女王になった。指原さんより上』と吹聴していたんですよ。というのも、今年の選挙は“世界選抜総選挙”と銘打って、初の日本以外のグループメンバーも選抜の対象になっていたんです。台湾のTPE48とか、インドネシアのJKT48とかですね。前回までの選挙を3連覇し今年は辞退した指原莉乃(25)ですが、国内だけの選挙を制した彼女よりも自分の方がスゴイ、と松井はいいたかったのでしょう」(芸能記者)

 スゴイかどうかはさておいても、数字で見る限り“上”というのは松井の勘違い。今回の松井の得票数が約19万4千票だったのに対し、指原が制した3回は過去から順に19万4千、24万3千、24万6千票。ファンからの支持は指原のほうがアツいということになる。

「今回の休養の決定打となったのが、選挙後の失言で運営に怒られて泣く松井に指原が言い放った『私のマント汚さないで』だったと『週刊新潮』が報じました。異例にも指原はこの記事に言及し、否定しています。それだけ松井と指原の関係は微妙ですから、この“女王”発言も指原の耳に入らないといいのですが……」(同)

 松井ファンに平穏の時は訪れるのだろうか、いや、これだから“珠理奈推し”はやめられない? 

週刊新潮WEB取材班

2018年9月20日 掲載
タグ:松井珠理奈

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