エルニーニョ

気象庁は10日、エルニーニョ監視速報を発表した。現在はエルニーニョ現象が続いており、今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高くなっている。

　監視速報によると、7月のエルニーニョ監視海域の海面水温と、中部太平洋赤道域の東風（貿易風）の状況から、現在もエルニーニョ現象が続いているとみられる。

　海洋表層の暖水は今後、太平洋東部の海面水温が平年より高い状態を維持するように働くと考えられる。また、エルニーニョ予測モデルは、監視海域の海面水温は予測期間中、基準値より高い値で推移すると予測している。このため、冬にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高いとしている。

■過去のエルニーニョ現象発生時の天候
秋（9～11月）　平均気温は西日本、沖縄・奄美で低い傾向。北・東日本で平年並みか低い傾向。

冬（12～2月）　平均気温は、東日本で高い傾向。
　　　　　　　　日照時間は、東日本太平洋側で平年並みか少ない傾向

暖冬の予想ですね

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